もくもくパワー!

建築と書評と職業訓練のブログ。二級建築士の勉強してます。

忙しいのは!!分かりますが!!書類を出してください!!【事務屋の叫び】

 

事務屋さんはどうして必要?どのくらい必要?

「営業さんが仕事をとってきてくれるから、利益を出せる」

「現場の人たちのおかげで会社が成り立っている」

はい。その通りだと思います。

バックオフィスの部署というのは一般的に直接利益を生むことはありません。

営業さんが外回りや接待攻撃でゲットしてきた仕事を、現場の人がこなして、バックオフィスの部署が事務処理をして、数字を確定させて、偉い人にハンコをもらって、一つの仕事が完結します。

営業さんや現場の人達がスムーズに動けるように、業務が効率的に回るように環境を整える、電話対応や事務処理でサポートするのが事務屋の役割じゃないかと思っています。

会社の会計や業務運営のことを考えると、バックオフィスの人員は必要最低限の人数にキープしておくのが合理的です。だってお金を稼がないから。

後方部門の社員が増えれば増えるほど、営業さんが確保しなければならない仕事の件数や現場の人があげなければならない売上が多くなります。

利益に直接貢献してくれる人達がしんどくなります。会社にとっては避けなくてはならないことです。人材流出につながります。

中小規模の会社ではあまり聞きませんが、大企業では現場や地方の営業所からコストセンター」と叩かれるような部署を抱えていたりもしますね。

この人は現場や前線の部署に送り込むわけにはいかない、かといって基幹業務を行うような後方部署に配置するのもちょっと.....という人が一定数いるとなるとそういう部署が必要になってくるのかもしれませんね。

でも!!書類は出して!!(期限以内に!!)お願いだから!!

業務に追われている人や数字を追いかけるのに夢中な人に発生してしまうのが、書類(報告書や精算書類、各種申請書、申込書、特に年末調整関係)を催促されるまで出さない、もしくは仕事がヤバすぎて、それどころでなくて出せないという状況です。

忙しいのは存じていますが、ご協力お願いします。提出期限は守ってよー。って言いたいです。言いにくいけど。

出していただかないと仕事が完結しない、数字が確定しない。そうすると上の人の判断や決定が遅くなってしまうかもしれない。

書類の催促も事務屋さんの大事な仕事です。文句を言われるのも仕事の一部。

「事務職ってなんか楽そう。事務の仕事がしたい」とか思っている学生の方には

「楽しいし、学ぶこともたくさんあって、やりがいも感じているけど、楽ではないよ。事務職が必要以上にいる会社はちょっと危ないかもよ」と伝えたいです。

もくもく!

小さな会社の事務がなんでもこなせる本 [ 小嶋経営労務事務所 ]

価格:1,512円
(2016/9/21 22:25時点)
感想(2件)