職業訓練でMOSワードエキスパートを受験・取得した話【就職には関係なかったけど】
無職時代、職業訓練の学校に通ってたことがあります。
3ヵ月間で、マイクロソフトオフィスのワード・エクセル・パワーポイント・アクセスの使い方を学び、MOS(Microsoft Office Specialist)の資格をそれぞれ取得することを目指すコースでした。訓練校を卒業した後は会社員になりました。事務屋さんです。
職業訓練ってなんなのか、良いところと悪いところについては↓
無駄も(かなり)多いと思うけど、必要な制度だと思います。
職業訓練を受けても就職に直結するわけではありません。アルバイトでも、短期の派遣でも就職実績にカウントされます。就職率を水増しする専門学校みたいですね。委託訓練の場合、結果によっては打ち切られますしね。
「税金をたっぷり使ってるのに意味がない。無駄だろう?」という意見もありますし、実際自分が経験してみて、それも一つの事実だと考えています。
フラワーアレンジメントのコースとか、ネイリストのコースとかはいらないと思う。本当に学びたい人は身銭を切ればよい。
転職先の相場は前職での経験と年齢でほとんど決まってしまうところがあると思います。訓練校から仕事を斡旋してもらえるわけでもありません。
訓練校によっては派遣会社への登録を強要してくる、ということもあるみたいです。
私が通っていたところでは派遣会社の人が学校に来て、授業の時間を使ってたっぷり派遣のすばらしさ(笑)を宣伝してました。登録を強制されることはありませんでしたが、「正社員にこだわらず、えり好みしないでさっさと就職しろや」という学校からの圧力は感じました。
ただ、私にとっては社会復帰のきっかけになりましたし、利用を考えている人の参考になればいいかなと思って書いています。
今回はMOSのワードエキスパートを取ったときの話です。
まずはMOSワードエキスパートを取るよ!!!
3ヵ月間の訓練のうち、3週間ほどがWordの期間でした。まず授業でテキストの内容を一通りこなし、次に対策問題集を進めます。
対策問題集の内容は
- 文書の共有と管理(オプションの設定、文書の保護、テンプレートの適用)
- コンテンツの書式設定書式の適用、表やグラフの作成、コンテンツの構成、セクションへのリンク)
- 文書の変更履歴と参考資料(文書の校閲、比較、組み込み、参考資料の作成)
- 差し込み印刷
- マクロとフォームの管理といったものです。
差し込み印刷は実務でもよく使いそうな便利な機能です。
問題集をやり終えると、付属のCD-ROMを使ってひたすら問題演習をします。一日中やります。最後の方は問題を覚えてしまい、退屈になりました。Wordについてみっちり勉強し、MOSの試験を受けました。
試験の前は緊張して少し気分が悪くなりました。
MOSの試験は終了後すぐに合否結果がパソコン画面に表示されます。
時間もお金もつぎ込んでます。学生の頃、暇つぶしで受けてた試験とは重さが違います。本試験は思っていたほど難しくなく、模擬試験でさんざんやったことと似たようなことばかりが出題されました。あっさり合格することができ、翌日には先生から試験結果レポートを受け取りました。
結果レポートには点数とセクションごとの正解率が書かれていて、自分がどの分野ができていないのかを確認することができます。
次は2つ目のエクセルについての記事を書きます。
※この記事は旧ブログからの加筆・修正の上での転載です。
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