もくもくパワー!

建築と書評と職業訓練のブログ。二級建築士の勉強してます。

今更だけどー。MOS(モス)ってたまに聞くけど何ー?就活で使えるのー?【初心者への解説!】

 

MOSってなーにー?

私は3か月間職業訓練の学校に通って、MOSのワードエキスパートとエクセルエキスパート、パワーポイント、アクセスを取得しました。エキスパートっていうのは上級資格のことです。

まずは概要をウィキペディアから。

Microsoft Office Specialistマイクロソフト オフィススペシャリスト、略称 MOS)は、マイクロソフトが認定するMicrosoft Officeに関する国際資格である。日本では、オデッセイコミュニケーションズが運営・実施している。かつてはMicrosoft Office User Specialist(略称MOUS)という名称であったが名称が長すぎるなどの理由で2003年11月に改名された。

Microsoft Office Specialist - Wikipedia

昔は「モス」ではなく「マウス」と呼ばれていました。今でも会社では年配の人は「マウス」って呼んでいますね。

Microsoft Office(以下、Office)の基本操作ならびに応用的な操作を実践的に行う資格で、Officeの各バージョン及び各アプリケーションごとに試験科目が分かれている。通常使う上で最低限必要な操作方法を出題するスペシャリストレベル(旧:一般コース)と、スペシャリストレベルの基礎的な内容を十分に踏まえた上でより応用的な操作ができるかどうかを問うエキスパートレベル(旧:上級コース)の2段階に分かれている(WordExcel以外はスペシャリストレベルのみ)。

Microsoft Office Specialist資格は国籍や年齢を問わずに誰でも挑戦できる上、多くの企業でMicrosoft Officeを使用していること等から、主に事務関係・営業関係の就職に有利とされている。

Microsoft Office Specialist - Wikipedia

試験はパソコンで行います。「画像を○○してください」とか「グラフを○○してください」とか「○○○○という設定にしてください」といった指示がされますので、その通りに操作をしていきます。

合否結果は試験終了後にその場で分かります。合格証は数週間以内に自宅に郵送で届きます。

また、公式サイトのマイページから合格証や試験の結果レポートをダウンロードすることができます。

ねーねー。それって就職に有利になるのー?仕事に役立つのー?

「就職に有利」かどうかは微妙なところですね。

事務職での就職・転職では使えるのが当然で、前提とされますので。

ただ、ショートカットキーや関数などの効率的な使い方を身に付けることができ、漠然と操作しているだけでは分からないような便利な機能を知ることができます。

就職活動・転職活動を経ての実感としては「持っていると有利な資格」というよりは「出来ないと仕事に支障をきたすことを、体系的に一通り学習できる資格」といったところです。

最低限のことをムラなく、モレなく学習のためのツールですね。

また、複数の資格を取り、条件を満たすと「オフィスマスター」というとってもステキな称号が得られます。

マイクロソフト オフィス スペシャリスト マスター(以下:マイクロソフト オフィス マスター)は、Microsoft Officeの同一バージョン(Office2013、Office 2010)のなかで、規定の4つの試験に合格したすべての方に贈られる称号です。複数のアプリケーションソフトの総合的なスキルを証明するマイクロソフト オフィス マスターの認定証が発行されます。

マイクロソフト オフィス スペシャリスト マスターについて|MOS公式サイト

私も4つ持っていますので、オフィスマスターです。認定証は職業訓練が終わってから、数か月後に送られてきました。

完全に存在を忘れていたので「え....なにこれ。こんな試験受けたっけ?」となりました。

履歴書などには「マスター」と書くのがなんとなく恥ずかしくてためらわれたので(マスターを自称できるようなレベルじゃない)4つの資格をそれぞれ書いてました。スペースがない時はエクセルだけ書いてました。

今の会社ではほぼ、エクセルしか使ってません。

他の業務にあたっている方や別の部署などでは、ワードや、パワーポイント、アクセスも使っているみたいですが、大多数の人はエクセルしか使ってないです。大方の仕事は基幹システムや業務処理ソフトを使って行います。

職場によって必要とされるものが違うよ!!

中小零細規模の会社や、設立してからまだ日が浅く、社内の仕組みが整っていない会社(スタートアップってやつ)などでは、独自の基幹システムや業務処理システムがなく、オフィスソフトを使う機会も多いかもしれません。

むしろ、できたての会社では自分でVBAでコード書いて、業務処理用のファイルを作って、みんなに配布する、事務処理や数字管理のための仕組みを作る、みたいなのが仕事になるのかも(※ここは完全に想像で書いてます。ベンチャーやスタートアップで働いたことはありません。興味はありますが絶対に自分は向いていない)

VBAっていうのは、ざっくり説明するとオフィスソフト専用のプログラミング言語です。何度も行う作業を手動で全部やるのは効率が悪いので、自動で作業を進められるような仕組みをつくることができます。

例えば、取引先の番号と商品やサービスの数量や種類を打ち込むと後は封筒に入れるだけの状態の見積書や決裁に回せる状態の原価計算書が自動的に作成されるとかです。また大量のデータの一括処理などもできるみたいです。

MOSの試験ではVBAは一切でてきません。テキストで「こういうものがあります」とサラッと触れるだけ。

VBAについてはこれから勉強してみたいなーと思っています。これをしっかり使えれば、事務処理がだいぶ早くなる。

興味のある方は公式サイトへー。

VBAエキスパートとは|VBAエキスパート公式サイト