「皆勤賞」ってなんだったんだろう?【昔ほどは尊ばれてないけど、もういらないんじゃないの?】
「皆勤賞」ってなんだったんだろうー?
お盆ですねー。ブログの記事のストックが無くなりましたー。
今日は「皆勤賞」について書き書きしていきます。学校や職場にあるあの制度はいったい何のためにあるんでしょうか。
まずはウィキペディアからー。
皆勤賞(かいきんしょう)は、主に学校、会社、もしくは何かしら継続している労働・作業などを1日も欠席せずに登校・出勤すると貰える賞である。転じてそれをもらった者、大会などに毎回参加している者のことを言う。
「私このイベント皆勤だから!」みたいな使い方しますね。
病気や事故にも遭わず皆勤を続けることは名誉なことである。しかし、本来、普段から熱や風邪をひいて欠席をしないような健康な体をつくり、それが結果的に皆勤になるという副次的なものだったが、ただ単に学校を1日も欠席させないために、あるいは受賞するために、明らかに体調不良にもかかわらず親の制止を振り切って無理やり登校する(あるいは親が登校させる)という場合が見受けられる。さらにはクラス全員の皆勤賞を狙うために「40度の熱があっても点滴を打って登校」として美談化された例もある。
どこが美談なのかな?
ひぃぃぃー。怖いよー。こんな学校やだよー。
ブラックすぎる。
インフルエンザをはじめとする伝染病の疑いがあるにもかかわらず登校を強行した場合、本人のみならず他の生徒や学校関係者、ひいては通学路上に居合わせた人々に感染させるというエンデミックに発展しかねない。このような、他の生徒や教員へ感染するリスクが高い病気、または身内や親戚の葬儀といった場合は「公欠」として欠席扱いにしない場合もある。
一部の学校では病気やケガなどで早退しても精勤すれば皆勤賞を受けるところも多く、実施している学校は減少している。
一方で企業などでは年次有給休暇があるため、休みを取っても給料が支払われるというある種の矛盾が生ずるためか、学校ほど「皆勤賞」を称えることはない。月給に「精勤手当」の加算がある程度である。
皆勤賞の制度が過去の物になりかけているのはやっぱり、学校衛生の問題のためですね。学級閉鎖につながりかねないからね。
自分の学生自体のことを思い出してみると
- 幼稚園➡皆勤賞はあった。「1年皆勤」の賞状を今でも持ってる。
- 小学校➡覚えてない。思い出せない。あったような、なかったような。
- 中学校➡皆勤賞はなかった。はず。
- 高校➡皆勤賞はなかった。卒業式の時に優等生徒表彰みたいなのがあった。生徒会長が受賞してた。とっても分かりやすい出来レースですねー。
- 大学➡皆勤賞などは当然なし。卒業式で学部表彰(各学部から一人ずつ選ばれる)っていうのがありましたが、それは全く別のもの。
- 前の職場➡「皆勤賞」「精勤賞」はなし。「拠点長表彰」という偉い人からの謎の表彰は不定期でありました。基準とかはよく分からない。
こうして書いてみると、皆勤賞とはあまり縁のない人生ですねー!というか、皆勤賞制度のある学校にあまり通ってない。ゆとり世代なので皆勤賞の制度が確立されていた学生時代ではなかったです。
最近は制度がない学校が多数派みたいですね。弊害もあるようで。
皆勤賞の制度がある学校の割合を知りたくて、文科省のホームページにいって、統計調査の結果がないか探してみたんですが、見つかりませんでした。
※探し方がまずかっただけかもしれません。データの調べ方が分からない。大学でろくに勉強しないとこういうことになります。
ただ、自分の周りを見る限り、公立の学校だと制度がない学校が多数派みたいですね。私立学校の中には独自の制度として設けているところもあるみたいです。表彰バッジがもらえる学校もあるようです。ほしいかそれ?
皆勤賞がなくなりつつある理由としては、ウィキペディアにもあるようにインフルエンザやノロウイルスの集団感染発生の原因のになりかねないため衛生上よろしくないことが大きいみたいです。
点滴打って強行出席で美談なんて狂ってる。
もういらないんじゃないかな?
休むべき時にはしっかり休む、というのがあるべき姿だと思いますが、皆勤賞がかかってる、表彰してもらえるかも、内申書が悪くなっちゃうかも、って状況だと、体調が怪しくても強行出席しようとするのは当然だと思います。
私もそうします。取り合えず行ってみて無理っぽかったら早退すればいいやーって考える。そして教室でウイルスをばらまく。ちょっとしたバイオテロですね。
会社で同じことされたらかなり迷惑ですね。一つの島やフロアが全滅しかねない。家族のいる社員は家にウイルスを持って帰ってしまう。仕事にならんがな。
皆勤賞の制度はもういらないんじゃないかな。なくせばいいと思うよ。
表彰の機会なんて他にいくらでも作れるじゃない。
以上。もくもく!