もくもくパワー!

建築と書評と職業訓練のブログ。二級建築士の勉強してます。

新卒就職で3年間持たず、学生時代に少し後悔していること。

 自分の意思で「会社員になることを選択する」

私に欠けていたのは「レールに乗ることを自ら選択する」という考え。

もっと言うと当事者意識が少なかった。自分の人生なのにね。

とりあえず周りに合わせていればなんとなくやり過ごすことができるのは学生の間だけです。そのことが分かっていませんでした。

なんとなく大学に入り、同級生の皆と一緒に就活して、内定をもらったところの中から一番マシっぽく見えるところに就職する、ほとんどの人はこの流れだと思います。私もそうでした。

「まだ働きたくないなー」「でも就職しないとなー」「内定もらえないとダサいしなー(こういう考え方のほうがよっほどダサい)」と思って就活して、流れで嫌々就職したら一年ちょっとしか持ちませんでした。3年間は続けたかったんですが限界でした。

就職したら世界が狭くなった。

一度就職をしてしまうと外の業界・世界に触れる機会はなかなかありません。というかほぼない。異業種交流会的な意識高い系の集まりにでも行けば他の業界の話は聞けるかもだけど、多分表面的な世間話で終わる気がする。

職場で一日中過ごすし、私は内勤なので同じ会社の人以外とはあまり会わない。(お客さんは含まない)

社会に出ると自分と異なる属性を持つ人と関わるのが難しくなります。

時間的な制約もあります。ホワイトな会社で残業なしで生活してても、8時間は会社で過ごすわけで。そしてそんな会社は今や絶滅しそうなわけで。国で保護しましょう。無理ですね。

会社員以外の人に会おう。レールアウトした人の話も聞こう。

就活して就職するのが普通の流れですし、これからも多分そうだと思います。安易に煽るのは無責任で良くないとも思います。

でも就職活動を始める前に、会社員以外の人に働くことや仕事について聞いてみて、そういった選択肢もあるということを知っておくとよかったなあと後悔しています。実際に会うのは無理だとしても、本で読んだり、ネットで調べたりはできます。

会社の人の話はどうせ就活で嫌というほど聞けますから。他の道を積極的に覗いとけばよかったです。

他にも選択肢はあるが、しかし自分は就職することを選ぶ。そのなかでもこの会社、この業界にする!!と進めていけてたら、無職になったり、転職したりしていなかったかも、と思わずにはいられません。

運任せではあるけどね。

新卒での就職は正直、運の要素が強いと思いますし、調べ尽くして納得ずくで就職したらブラック部署orブラック上司の下に配属されて/(^o^)\みたいな話も聞いたことはあります。マジで就活はゴミ。

それでも、人生に大きな影響を及ぼすことについては、悩み抜いて決めたことでないと結果を受け入れられる日が来ないと思います。

私は今は再就職して、それなりに会社員生活を楽しんではいますが、それでも少し後悔する気持ちは残っています。

今、学生の方にはとことん悩み抜いて進路を決めてほしいと思ってます。