もくもくパワー!

建築と書評と職業訓練のブログ。二級建築士の勉強してます。

お正月に前職を辞めてたことを親にカミングアウトしてきます。

 

12月になって初めての記事です。

仕事が忙しかったり、勉強しなくちゃいけなかったり、ブログに書くことが思い付かなかったりして放置してました。

転職したこと親に言ってない

前職を辞めて、ニート期間を経て、職業訓練を受けて転職してから、だいぶ時間が経っているのですが、私はこの一連の流れを一切親に説明していません。

大学卒業してからずっと親には金銭的な援助は受けてないし、これからも何があっても絶対に受けないつもりでいるので、したがって報告する義務もないでしょうと自分のなかでは結論付けていました。

「会社辞めるのに親に相談なんてしません。必要もないです。事後報告で十分。だって成人なんだから」という意見の人は、はてなTwitterなんかでもよく見かけますが、事後報告すらろくにしないのは珍しいのではないかと思います。

前職を辞めて無職になった時も実家に帰るという選択肢はありませんでした。18歳からずっと一人暮らししているので、今更親と同居なんて息苦しくてしょうがない。というか失業中に親になんやかんや言われるのが嫌すぎる。

失業や転職がなんで親にバレないの?と不思議に思われるかもしれませんが、同居してないと本当に気付かれません。自分から白状しない限りは。社員寮を出たり、健康保険の扶養に入ったりしたければ手続きの都合上言わざるを得ないでしょうが、私の場合はそれもありませんでした。

もしニートの時に私が行方不明になっていたら家族がそれに気付くのは2~4ヵ月後くらいだったかもしれません。

所属がない、同居人がいない、仕事がないというのはこういうことなんだなあと実感しました。学校や会社に在籍していれば無断欠席・欠勤で誰かが怪しみます。同居人がいれば異変にすぐに気付いてもらえます。在宅や自営の仕事でも取引相手が何かがおかしいと感じるかもしれません。人とのつながりが希薄だとこうなるというのを経験しました。

地元と実家との距離の取り方

私のなかでは一人暮らしと実家から援助を受けないということは絶対死守しなければならないことのようになっています。これを守らないと自分じゃなくなるような気がして。社会人としての自分になんだかケチがついてしまうような気がして。

私のとても好きな本の一つに堀江貴文さんの「ゼロ」があります。賛否両論ある人ですが、この方の自由や自立、家族や地元への想いや葛藤にはとても共感できます。

別に親を憎んでいるわけではないけれど、同居しないほうが、地元を離れて暮らしたほうが、私の場合はいろんな意味で捗るしストレスが少ない。地元や家族と断絶したいわけではないけれど、あの田舎特有の濃厚なベタついた人間関係が嫌。

地元や家族に依存しないで生きていくためには学歴と仕事が絶対に必要。仕事に関係のある資格も取れるだけ取りたい。高校生の頃からぼんやりとこんな考えを抱いていました。

堀江さんとは違って、東大には遠く及ばない大学にしか受かりませんでしたが、親に地元を離れることはなんとか納得させられました。

憂鬱だけど報告してきます

なぜ今更親に転職について報告するつもりになったかというと、今の仕事が落ち着いてきたというのと、もし、私に何かトラブルがあったときに親が私が今でも前職で勤務しているものだと思い込んでいると間違いなく余計な混乱を招くだろうな、と思ったからです。

前職が大企業だったこと、今の会社が建築業で土木の職人のおっちゃん達と一緒に働いていること、かなり時間がたってからの報告であることで、何を言われるかはなんとなく予想できるんですが、なるべく建設的に意味のある話し合いができたらいいなと思っています。建築業だけに←