派遣登録するならタイピングの練習をしてスーツを着て行こう
無職だった頃、やむを得ず派遣登録
前職を辞めて無職になった後、職業訓練を受けてから転職活動をしました。
職業訓練の後半に訓練校に派遣会社が何社か来て説明を受ける機会がありました。
こういう派遣の説明がカリキュラムになってる時点でお察しなところはあります。
まあ、たかだか数ヶ月の訓練ですので......。
訓練修了後、なかなか仕事が決まらない人は雇用形態にこだわらずとにかく派遣会社に登録をしろとプレッシャーをかけられたようです。
20人弱のクラスだったんですが、訓練期間中に正社員で内定が取れた人は一人もいませんでした。
転職活動をまともにやってない人もいたので本当の確率は分かりませんが、事務・パソコン系の職業訓練の転職成功率は決して高くありません。
前職が接客、介護、販売などで事務職への職種転換を希望している人が多かったんですが、結局事務での就職は決まらず、前職と同じ職種に戻る人も多かったです。
私も転職活動には苦戦しました。
無職期間がトータルで6ヵ月を超えていたので、書類でもガンガン落ちる。
面接に呼ばれても、明らかに採用する気がない(多分履歴書をろくに読まずに面接に呼んでる)
どんどん預金残高が減っていく。
でも実家には頼れない(無職になったことを話していませんでした)
正社員での就職を希望していましたが、金銭的にも精神的にも切羽詰まってきていたので、やむを得ず派遣登録をしました。
派遣登録の流れ
会社によって多少異なりますが大まかな流れとしては
- Webサイトに個人情報と希望職種・希望勤務地を登録。
- 派遣会社に行き、会社説明とスキルチェックテスト、面談を受ける。
- その場で仕事の紹介をもらう、または後日紹介・自分で探して希望する。
- 社内選考に通過したら、派遣先の職場で顔合わせ・職場見学という名の面接。
- 晴れて派遣社員に。無職卒業。
こんな感じです。私は3までしか経験していません。
紹介された仕事の待遇がけっこう悪かったので全部蹴って、自力で就職しました。
前職の約60%の給与が目安として提示されました。
完全に足元見られてますね。
ギリギリ生活はできる金額です。
貯金はわずかづつしか出来ないだろうし、万が一入院とかしたら一撃で生活破たんするだろうなと思いました。
「転職活動は在職中に」と言われるのは無職になるとこうなるからです。
おかげで奮起できたのでアレはアレで良かったのかもしれません。
自分の市場価値を叩きつけられて目が覚めました。
重要なのはスキルチェックと面談
金銭的な待遇はいまいちでしたが、職種と勤務地については希望通りの仕事を紹介されました。
登録の時にその場でコーディネーター(派遣スタッフに仕事の紹介や登録時の案内を行う人)の方から会社名や事業内容、具体的な時給や休みについて教えてもらえました。
それって当たり前じゃんと思う方もいるかもしれませんが、どうやらそうでもないらしいです。
訓練校の同級生や講師から話によると人によって登録後の流れはまちまちのようです。
その場ではスタッフ登録だけして帰されたり、全く希望してない職種を勧められたり、自分からサイトで求人を探してコーディネーターの方に連絡やアポのお願いをしたりと自分からアクションをとらなくては進まなかったり。
あと、真偽のほどは分かりませんがネットには「登録を拒否された」という体験談もあります。
そこで、なるべく希望の仕事を紹介してもらうために重要になるのが「スキルチェックテストと面談」です。
この2つが仕事紹介に影響してきます。
本当はもっと影響するのは「年齢と職歴」なのでしょうが、これらは変えることができませんので「スキルチェックテストと面談」を頑張ることが大切です。
タイピングの練習をして、面接本番のつもりで行こう
事務系の派遣の場合、大抵の場合スキルチェックテストが行われます。
内容としては、ワードで例のとおりに文書の書式・設定を変更してくださいという問題、エクセルで例と同じ表を作成してください、などのワード・エクセルのテストとタイピングのテストです。
ワード・エクセルについては基本的なテストでした。
特別パソコンが苦手な人でなければ特に対策はいらないかと思います。
勉強しなくてもなんとなくでそれなりの文書が作れるのがオフィスソフトのすごいところです。
タイピングについては練習していきましょう。
しばらくやってないと指がなまります。
ブログ書いている人は打つの早そうですが(笑)
打つのが遅かったりミスタイプが多いとテストのスコアが下がってしまい、場合によっては「データ入力や事務の適正なし」と判定されてしまう可能性があります。
タイピング練習用のサイトはいろいろあります。
たまにやると楽しいです。
そして、コーディネーターの方との面談も重要です。
派遣会社は社員もスタッフも人の出入りが激しいため、コーディネーターの方には若いお姉さんも多いです。キレイな人もいました。目の保養になりますね。
つい「こんな若造に値踏みされんのか......」「こんな若いのに何が分かるんだ」とか考えてしまいそうですが、そういうのは態度に出してはいけません。
年齢に関係なく、スタッフに偉そうなコーディネーターもいますが、クレームを付けるのは得策ではないです。
それが仕事とは言え、めんどくさい人には親身になって仕事の紹介なんてしたくないのが本音だと思います。
派遣先でトラブル起こすんじゃないか?と危惧もされます。
出来ればスーツか、スーツでないにしてもきちんとした服装と態度で挑むのが一番自分にとっても徳になるのではないかと思います。
やってみた
ブログのために何回かやってみました。
準2級だってさ。