片付けのやる気がでないのでミニマリズムの本を読んでみた【「より少ない生き方」かんき出版】
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とてもだるい。めんどくさい。片付けのやる気がしない。
だって平日は仕事があるし、休日はさっさと出かけてしまいたい。
平日は毎日働いているだけでもすごくないですか?自立してるんですよ?
.......そうですか別に普通ですか。
[目次]
- やる気を出すために本の力を借りてみた
- ただ片付けるだけでは限界があるよ!
- まずはいらないもの、もってても使わないものを捨てよう
- 判断に迷うものは所持数を減らす、上限を決める
- 必要な物なのかどうか分からないときは?
- 片付け奮闘記①
- 総括
やる気を出すために本の力を借りてみた
でも、ごちゃごちゃと散らかっている部屋で生活しているのはとても不健康な気がする。なんだかエネルギーを吸い取られるような気がして。
そして私の部屋を片付けてくれるのは私しかいない。
子供じゃないから。
おかーさんが勝手に部屋を片付けてくれる定期イベントはないから。
なのでやる気を出すためにミニマリズムの本を読んで、そして部屋が片付かない訳や片付けるための判断基準を勉強してみることにしました。
読んだ本はこれです。
「より少ない生き方 ものを手放して豊かになる」ジョシュア・ベッカー著 かんき出版
著者はアメリカの人。
毎月100万人以上がアクセスする、ミニマリズム生活を紹介するウェブサイトを運営しているそうです。
ミニマリズムの第一人者として知られている人でミニマリズムを紹介する講演家として活動されているんだとか。
本を読んで知ったことを簡単にまとめていこうと思います。
ただ片付けるだけでは限界があるよ!
掃除して、ゴミを捨てて、所持品を整理整頓する。これだけでもある程度は片付きますが、限界があります。
なぜなら部屋にある物の数自体はほとんど変化なしだから。物の収まる場所が変わって並び替えられただけだから。
そもそも部屋の広さには限りがあります。それは収納場所を増やしたとしても同じです。
本当に部屋をすっきりさせたい、目当ての物を探す不毛な時間をなくしたいと思うなら、部屋にある物の数を減らすしかない。
自分が持っている本が何冊あるのかも分からない。
服がいくつあるのかも分からない。
自分が何をどれだけ持っていて、それがどこにあるのかを把握していない以上は定期的に「あれはどこにあったけ.....?」ってなる。
まずはいらないもの、もってても使わないものを捨てよう
ミニマリズムというと「所持品を極限まで減らした修行僧のような暮らし方をしている意識高い系の変人。ブロガーに多い」みたいなイメージを持っている人がいるけどそれは違う、というのが著者のベッカーさんの考え。
人それぞれ住んでいる場所や家族構成、生活スタイルにあった方法で取り組んでいけばいい、と本の中で述べられています。
思い出の品とか、本や子供のおもちゃとかの捨てるのが難しいものには最初は手を付けない。
キッチンや洗面所、物置き場など「いらないもの・使えないものが多くて、片付けることに関して家族から反対が出にくい箇所」から攻めていくのが挫折しないコツだそうです。
判断に迷うものは所持数を減らす、上限を決める
タオルやハンカチなど「沢山あっても困らないし頻繁に使うもの」などについては所持数を半分に減らしたり、持っていて良い上限数を自分で決めるのがいい、とのこと。
なぜならそうしないと「まだ使えるから」「いつか使うから」という考えでどんどん増えていってしまうから。
本や漫画、雑誌などの書籍類は本棚やボックスなど入れる場所を決めておき、そこに入り切らなくなったら、捨てるものを決めるといった方法が有効。
もしくは、キンドルなど電子版の形で購入したり、雑誌は必要な記事の分だけスクラップしたりしていらない部分は捨てるといい。
必要な物なのかどうか分からないときは?
必要なのか、不要なのか、判断がつかないときは「その物を別の場所で一時保管する」実験をするといいみたいです。
テスト期間中や受験勉強中にゲームや漫画類を封印するのと同じ方法ですね。
一時的に使えない環境にしてみて、ないと生活に支障はでるのか、使いたいと思ってしまっている段ボールを開けに行くことはあるのかを試してみる。
使いたい、使えないと困る、という状況にならなければそれは自分にとって必須のものではないということです。
片付け奮闘記①
本を読むことでわずかながらにやる気がでました。
このやる気が消えないうちにお片付けをします。
まずはいらないものを捨てるところから。
部屋の中からいらない・もう使わない・使えないものを集めました。
勉強し終わったor挫折した資格の問題集、夢の国のパンフレット、こびとづかんのシール、ガチャガチャのケース他です。
写真にはないですが、もうインクがでないペンやら読む気のない本やら着るつもりもない服なども相当数あるはずなのでそれも確認して捨てるか売るかしようと思います。
総括
私は多分ミニマリストにはなれないし、なる気もないのですが、この本を読んで
- 散らかった部屋で暮らすのは生活の質が下がる。精神的にもよくない。
- まずはいらない物を捨てる。
- 持ち物の数と幸福度は比例しない。
ことが身に沁みました。
私みたいに片付けのやる気がどうしようもなく出ない人にとってはいい起爆剤になると思います。
片付けスランプにハマってしまったらご一読してはいかがでしょうか。
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