【第42回】ビジネス実務法務検定の3級を受けてきました
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会社から取得ノルマを課されたそれとなく取得を促されていた、ビジネス実務法務検定の3級を12月10日に受験してきました。
ビジネス実務法務検定って何?
企業が求める実践的な法律知識を身につけることを目的とした検定。
東京商工会議所主催の検定です。eco検定やカラーコーディネーター検定も東京商工会議所が主催の検定ですね。
ビジネスにおいて業務のリスクを察知し、法的にチェックし、問題点を解決に導く法律の知識は、法務部門に限らず、全てのビジネスパーソンにとって必要不可欠な能力です。そのための基礎となる実践的な法律知識を体系的・効率的に学ぶことができる検定だそうです。(案内パンフレットより引用)
試験のレベルと学習内容
3級のレベルは「ビジネスパーソンとしての業務上理解しておくべき基礎的法律知識を有し、問題点の発見ができる。(ビジネスパーソンとして最低限知っているべき法律実務基礎知識を想定)」だそうです。
頑なにサラリーマンではなく、ビジネスパーソンと説明するところがなんとなく商工会議所っぽいです。笑。
出題内容はざっと箇条書きにすると以下の内容です。
1.ビジネス実務法務の法体系
2.企業取引の法務
3.債権の管理と回収
4.企業財産の管理と法律
5.企業活動に関する法規制
6.企業と会社のしくみ
7.企業と従業員の関係
8.ビジネスに関連する家族法
契約自由の原則だとか、特別法は一般法に優先するだとか、債権の自力執行権は認められてないだとか、大学の一般教養の法学の講義で習うような内容です。
そういえばこんなことやったなーと思いながら問題解いてました。
公式の問題集を買って勉強しました。テキストはお金をケチって買いませんでしたが無くても大丈夫でした。そんなに難しくないし。解説読めば分かるし。
受験者層と合格率
3級は約1割が学生。社会人では製造業や金融・保険業の業種の人が多いようです。
受験会場では年配の人も多かったです。
合格率は3級は50~60%。半分以上の人は受かってます。
2級は合格率にバラツキがあり、20~40%。1級は10%くらい。
受験理由
会社の命令だから。
仰せのままに。
トータルの勉強時間は?
だるいー。めんどくさいー。と思いつつも、まあ資格は社内の独特すぎる業務スキルと違って持ち運べるものだし、法律の知識はあって損はないだろうと思い、勉強は計画的に進めていました。
こんな感じです。
家だと勉強できない系のゆとりなので、仕事終わりや休みの日に問題集やノートを持ってドトールとかに行ってました。
勉強と受験を終えての感想
合計約13時間の勉強で、自己採点したところ88点でした。合格ラインは70点なのでマークミスなどをしていなければまず合格していると思います。
問題数が多くて問題文が長ったらしいのですが、試験時間は2時間ありますので十分解ききれます。時間を持て余して途中で退室する人も多かったです。
2級は受けません。難しい割にあんまり評価されてないっぽいので勉強したくない。他の勉強がしたい。
受験料が高く(3級は4,320円)公式問題集も高く(2,400円)3級は合格率もけっこう高めなので何度も受験するのは嫌だったので、無事に受かりそうで良かったです。
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