奨学金の返済終わってないけど専門学校に入学します
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今話題の奨学金破産について。
自分自身の思うところとユーチューバーの瀬戸弘司さんの「奨学金物語」の動画を見ての感想を書きます。
瀬戸さんの動画はこれ↓第三部まであります。
【目次】
近いところにいたかもしれない
こんな世知辛い話題にもピッタリのイラストがある。そう、いらすとやならね。
私も奨学金をもらって大学生活を送りました。利用者の一人です。
社会人になった現在は返済真っ最中でございます。
毎月せっせと払ってます。自動引き落としだからだんだん実感が薄れてはきているけれど。
生々しい金額は書きませんが、このまま順調にいけば20代のうちに完済できそうな目途は立っています。
私も転職や無職を経験しているので、どこかでちょっと選択や結果が異なっていれば「奨学金破産」は他人事はすまなかったかもしれません。
日本学生支援機構の奨学金は基本的に「ボーナスがきちんと支給されるような、経営の安定した会社の正社員になること」を前提に返済のプランが建てられているようなところがあります。この前提から外れてしまうと延滞金の発生する状態になるのは割と容易です。
私は運も良かったのか返済が滞ったことはありませんが、今振り返ると結構紙一重な経済状況でした。私の経済状況がヤバかったのは自己責任だけど他の人もそうとは限らない。
来年のことも分からない非正規雇用で、食べていくのがやっとの生活で、何年もかけて何百万円を返し続けるのは暗澹たる気持ちになるだろうなあ......とニュースを見て思いました。
奨学金で破産の危機ですからね、住宅ローンなんてとんでもねえなと思います。
なんで返し終わってないくせに、また学校で勉強するのか?バカなのか?
今はお試しも兼ねて科目履修生として建築についてのお勉強をかじっているところです。4月からは正科生として入学する予定です。
なぜ奨学金の返済がまだ済んでないのに別の学校に行って勉強しようとしているのか。大学に行った意味はあるのか。私は馬鹿野郎なのか?
..........馬鹿だから学校に行って勉強しなおしてきます。
というわけではなくて。
時間がもったいないんですよね。
奨学金は早く完済してしまいたいです。正直心の片隅にはいつも奨学金返済の存在があるし、はっきり言って精神的に重荷ではあります。
でも奨学金返済のためにやりたいことを我慢してじっと待っている時間がもったいない。耐えられない。勉強は独学でできる部分もあるけれど限界もあります。
「大卒資格」「人間関係」以外での大学に行った意味についてはまだ分かりません。
大学の名前で進学先を選ぶとこうなります。まあそのうち分かるでしょう。分からなければそれまでです。
やりたいこととやるべきことの両立のために最短年限での卒業を目指します。
節約と健康のために自炊のレパートリーも増やしていこうと思っています。
返さないという選択肢はない
瀬戸さん動画のなかで言っていますが、借りたものは返さなくてはなりません。いくら申し込みをした時点で未成年だったとしても、最後には自分の意思で自分の将来と勉学のために奨学金を借りることを決めたはずです。
奨学金は未来の自分から借金することです。働いて得たお金の中から自由に使える分が返済の分だけ減っていきます。
借りずに済む人は借りないほうがいいよ!!
私がそうだったのですが、奨学金を借りなくても親のすねを多めにかじらせてもらえそうな人はありがたく助けてもらったほうがいいと思います。
借りずに済むならそれに越したことはないです。
二十代前半で初めて社会に出て、数年間社会で揉まれた後やりたいことが見つかったとします。
その時に奨学金の返済は足枷になってしまうかもしれません。やりたいことへの挑戦を断念しなくてはいけないかもしれない。
実際に働き始めてみないと仕事や働き方への適性なんて分からないもの。社会に出てからでないと見えないことはたくさんあります。
せっかく見つけたやりたいことをあきらめなくてはならなくなる危険性もあります。
親に甘えられる人は甘えたほうがいいです。親孝行は社会人になってからたくさんしてあげればよい。
今返済中の同世代&諸先輩方、一緒に返済がんばりましょう.......!
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