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建築と書評と職業訓練のブログ。二級建築士の勉強してます。

学校に行くには会社に報告しなきゃダメ?職場との距離感について考える。

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会社との距離感って難しいよね

職場の人に自分の普段の生活についてどこまで話すのかって悩ましいですよね。
私が数年の社会人経験を経て学んだことは「みだりにペラペラしゃべらないのが自分のためである」「言わなくていいことは言わない」ということです。

家族との仲だとか、過去の経験だとか、趣味だとか、休日の過ごし方だとか。
一度言ってしまったことはなかったことにできないですし、立ち入ってきたがるタイプの人が先輩・上司にいるとどこまでも根掘り葉掘り聞かれますね。そしてあっという間に全従業員の知るところになります。どんな集団にも噂バラマキ拡散マシーンみたいな人がいるはずです。

会社って村社会みたいなところありますよね。陰湿な田舎をバカにできません。

家庭にトラブルがあったり、家族が頼りにできない状況であることを把握されてしまうと下手すると「寄る辺のない人」「会社を辞められない人」だと認識されて無茶なことを吹っ掛けられるかもしれません。
実際、住宅ローンがある人や子供のいる人はどんだけ嫌な異動命令であっても泣く泣く従う場合が多いと思います。

こんな業務を前にしたことがあります!と話すと「じゃあこの仕事もあなたの担当ね!(今抱えてる担当業務は普通にそのままで)」としれっと仕事を増やされるかもしれません。業務に使える資格をもっていても会社に申告しない人がいるのはそのためです。

スポーツやアウトドアなどの趣味の話をすると「君もこれが好きなのか!今度の休日一緒にやろう!」と最高に憂鬱なお誘いを食らってしまうかもしれません。
出世のためにはライバル達から抜きん出るとってもいいチャンスかもしれませんが、そういうのを望んでない人にとっては「マジで勘弁してくれ.....」って感じだと思います。

じゃあ何を話せばいいんだよ!黙っていろと?となりますね。
天気やニュースや近隣地域の週末のイベントだとか、テレビの話ですね。
「人を刺激しない・当たり障りのない共通の話題」のありがたみは社会に出て以来ひしひしと感じています。

言わなくていいことは言わず、気付かせず、適度ないい感じの距離を保つのが職場でうまくやっていくには重要みたいです。

会社に内緒で通信制の学校に通えるのか?学校に聞いてみた

今、科目等履修生になるために手続き中なのですが、出願するにあたって一番気になったのが、会社に職歴や在籍確認のための連絡はされるのか、ということ。
クレジットカードやアパート・マンションの賃貸の審査では実際に会社に在籍確認の連絡がきますよね。

学校の場合も入学審査でそういったことをしているのかが気になっていました。

なので出願前に一度、確認するために問い合わせてみました。

メールで入試担当の方にお伺いしたのですが、「学校から会社のほうに問い合わせをすることはございませんよ」「ただ、災害時などの緊急事態の際には緊急連絡先に書かれたところ(大抵は家族とか実家)に連絡させてもらう可能性はありますよ」とのことでした。在職の確認は特にされてないようです。証明する書類の類も必要ないとのこと。

ひとまず安心して出願できました。

ただ、「学割と通勤手当・出張手当の差額を利用して不正受給」とかは絶対にしちゃダメです!!!最悪の場合即時解雇になってしまいます。

まとめ

前に何かの本で「大人になるということは人に言えないことが増えるということ」と読んだことがあります。親・兄弟・友人にも言えないことは言えません。

学生時代とは違い、利害関係のある人間関係の場合、言うべきことと黙るべきことの線引きが更に難しいなあと実感しています。切ないけど、常に頭の片隅に置いておくことが自分を守ることに繋がりますね。

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