建築材料~木材の種類と特徴について~【建築学入門】
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通信制専門学校の授業動画を観ただけではすぐに忘れてしまうので、復習とテスト勉強を兼ねて学んだことをブログにまとめてみます。
学生の時みたく、すんなりと頭に入ってくれないんですよね。
歳なのかな(´・ω・`)文系が理系の勉強してるからかな?
建築に使う材料、その中でも木材の特徴と種類についてです。
木のにおいや雰囲気って落ち着きますよね
[目次]
木材の長所と短所
長所
- 温かみがある。
- 加工・施工がしやすい
- 芳香性・断熱性・吸音性がある
短所
- 腐りやすい
- 燃えやすい
- 虫害がある
- 変形・狂いが起こる
木の種類
針葉樹
- 軟木。軽量。
- 木肌が美しい。
- 加工性が良い。構造材として利用される。
- ヒノキ、スギ、アカマツなど。
広葉樹
- 硬木。木質が硬い。種類が多い。
- 光沢がある。家具材、仕上材、装飾材。
- キリ、ケヤキ
木材の構造と名称
- 心材(赤身)・・・木材の中心部に近い。硬質、狂いが少ない。美しく耐久性がある。
- 辺材(白太)・・・木材の外側に近い部分。変形しやすく、虫害を受けやすい。
- 柾目・・・木目と並行に切断。年輪と並行に切断。木目が美しく、狂いが少ない。
- 板目・・・年輪の接線方向に切断。装飾的な模様が得られるが狂いが大きい。
木材の種類
- 無垢材・・・貼り合わせ、練り付けをおこなっていない製材しただけの材。高価。反 り、変形が起きやすい。
- 合板・・・単板を繊維方向にが互いに直交するように奇数枚貼り合わせて圧着したもの。割れ、反り、縮みがなく、狂いが少ない。
- 集成材・・・厚さ2.5~5cmの板もしくは角材を繊維方向が平行になるように重ね、ひとつの木材としたもの。反り、割れが少なく強度がある。表面加工をしたものは柱や鴨居に、表面加工をしていないものは家具や構造材に使用。
- 単板積層板(LVL)・・・単板を繊維方向に揃えて積層、接重したもの。柱など細長い部材として用いられる。
- パーティクルボード・・・木材を削ったチップ(小片)に接着材を加え、熱圧で成形したもの。廃材を利用して生産される。割れ、狂い、変形を起こさない。(繊維がないから)腐朽や虫害の心配がない。
- ファイバーボード・・・木材チップを蒸して繊維状にして接着材を加え、熱圧で成形したもの。比重によって、インシュレーションボード(軟質繊維板)・MDF(中質繊維板)・ハードボード(硬質繊維板)の3つに区分される。
インシュレーションボードは畳下地など、MDFは家具材や造作材、ハードボードは内装仕上材に使用される。
木材や木を見ると、「これは針葉樹?広葉樹?」「この木目は柾目?板目?」と考えるようになりました。
自宅のパソコンが絶不調なので今この記事はネットカフェで書いているのですが、PCデスクが木の模様のプラスチック製です。
周りを見回してみると木のプリントがされたプラスチックってほんとに多い。木は生物だからね。扱いにくいし、高いしね。でも何だか味気ない気もします。
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