もくもくパワー!

建築と書評と職業訓練のブログ。二級建築士の勉強してます。

職業訓練って何?【スキルのない若者におすすめ!!】

 

ニート卒業のきっかけになりました。

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※イラスト屋さんで見つけました。柔らかなタッチと裏腹に心に刺さるハードなイラスト。

私は数か月のニート生活を経て、職業訓練の学校に通い社会復帰しました

年収は減りましたが興味のある仕事に就き、穏やかに生活できています。ブログを書く時間もあって楽しいです。

睡眠時間も増えました。

職業訓練の良いところと悪いところについては前にざっくりとした記事を書きました。

mokumokupower.hatenablog.com 

mokumokupower.hatenablog.com

 今回は実際の職業訓練の概要と自分が申し込んだときのことを書きます。

職業訓練って何?誰でも受けられるの?

とても雑な説明をすると「無職や定職に就けていない人に対して、就職に資する技能を身に付けさせる」のが職業訓練です。

コースはIT系、介護福祉系、ガテン系、簿記会計・事務系など多数種類があります。期間も2、3か月のものから6か月のもの、2年間(介護福祉士や保育士の養成課程)のものまであります。なかには、フラワーアレンジメントやネイルアートなど、それって求人あるの?需要あるの?就職できるの?みたいなのもありました。

もっと就職に直結することに税金をつかっていただきたい。

訓練には大きく分けて2つの種類がありまして、「公共職業訓練」「求職者支援訓練」です。

さらに、公共職業訓練は、都道府県内の職業訓練施設で実施する「施設内訓練」と職業訓練施設が企画し民間事業所に委託して実施する「委託訓練」に分かれます。

職業訓練施設は○○県立○○技術専門校とか○○ポリテクセンター、といった名前が付いてます。こういった学校は高校を卒業してすぐの人向けの数年制の課程もあったりします。学費が格安で手に職がつけられるんで、けっこう穴場みたいです。詳しく知りたかったらハロワへ行きましょう。

求職者支援訓練のほうは「基礎訓練(基礎コース)」と「実践訓練(実践コース)」に分かれます。

何が違うかというと原則的に「公共職業訓練」の方は雇用保険の受給資格のある人でないと受けられません。

「求職者支援訓練」の方は受給資格があってもなくても受けられます。

ただ、雇用保険がもらえない人(入ってなかった人)にも職業訓練のチャンスを!という考えでつくられた制度なので、倍率が高くなると受給資格のない人が優先して合格する傾向があるみたいです。

私が応募したのは「公共職業訓練」の「委託訓練」のほうです。

マイクロソフトオフィスのワードやエクセルの操作について学べるコースに申し込みました。

※都道府県単位で運営されている制度なので地域によって異なります。詳しくは住所管轄のハローワークにお問い合わせください。

まずは願書を出そう!書類をもらおう

 ハローワークが申し込みの窓口です。

 最初に申し込みたいんですけど、と窓口で相談した際には「もっとよく考えてみて!」みたいなこと言われて申し込みさせてもらえなかったです。門前払いでした。募集締め切り前日に行ったらあっさり受け付けてもらえました。

一回目の相談ではだめ、みたいなルールでもあるんですかね。ネットでいろいろ調べてみたんですが、締め切りの数日前に相談に行くと現時点での志願者数を教えてもらえることが多いみたいです。

そして申し込みを終えたら入校のための試験を受けます。そうです、試験があるんです。

面接やら、筆記試験が苦手だからこそ無職なのに。世知辛いね。

次の記事では試験の内容を書きます。

※この記事は旧ブログからの加筆・修正の上での転載です。2017年9月17日修正。